玉掛け学科試験の問題集:編集部の『練習問題200』の中身と作り方、張力係数や計算問題の練習のしかた
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当サイトの編集部は、玉掛け技能講習の学科試験の問題集『玉掛け技能講習 学科試験 練習問題200』(根拠つき解説・模擬試験2回分)を、Amazon で出版しました。Kindle版は2026年10月10日、紙の本は10月8日の発売です。
- 中身:学科試験の4科目(クレーン等に関する知識・力学・玉掛けの方法・法令)の練習問題200問と、模擬試験2回分(各20問)
- 解説:すべての解説に、根拠にした法令・告示の条番号や、厚生労働省の技能講習補助教材の章・項目を書いた
- 計算:つり角度と張力係数、モード係数、安全荷重などを、式と途中の計算まで解説
- 図:各章のはじめに、天井クレーンの各部、つり角度と張力係数、玉掛けの手順などを図で整理した「この章の要点」
- 紙の本:書き込めるチェック欄と、コピーして使える解答用紙つき
この記事では、問題集の中身、どうやって作ったか、学科試験の勉強に使える教材との使い分けを紹介します。試験の合格の基準と計算の例題は玉掛け技能講習の試験と計算問題にまとめています。
問題集の中身
| 章 | 講習規程の科目(講習の時間) | 問題数 |
|---|---|---|
| 第1章 | クレーン、移動式クレーン、デリック及び揚貨装置(クレーン等)に関する知識(1時間) | 35問 |
| 第2章 | クレーン等の玉掛けに必要な力学に関する知識(3時間) | 60問 |
| 第3章 | クレーン等の玉掛けの方法(7時間) | 70問 |
| 第4章 | 関係法令(1時間) | 35問 |
| 模擬試験 | 4科目から各5問 | 20問×2回 |
| 巻末 | この本で根拠にした資料の一覧 | ─ |
章立ては、玉掛け技能講習規程(昭和47年労働省告示第119号)第2条の学科の科目と同じ順番です。講習の時間が長い「玉掛けの方法」と、計算の出る「力学」の問題を多くしています。
クレーンの運転士免許や、床上操作式クレーン・小型移動式クレーンの技能講習を持っている人は力学の科目が免除されるので、第1・3・4章を中心に使えます。
計算問題の解説
玉掛けの学科でつまずきやすいのは、力学の計算です。本では次のような計算を、使う式と途中の計算まで書いています。
- 荷の体積と、1立方メートルあたりの質量からの質量の求め方
- つり角度と張力係数から、1本のワイヤロープにかかる力を求める
- モード係数と安全荷重
- 重心の位置とつり合い
計算の考え方は、サイトの玉掛けの試験と計算問題でも例題で説明しています。
どうやって作ったか
- 根拠を先に集める:法令・告示(労働安全衛生法・クレーン等安全規則・玉掛け技能講習規程など)は e-Gov 法令検索と厚生労働省の法令等データベース、クレーンや玉掛けの方法は厚生労働省の技能講習補助教材を、科目ごとにまとめた
- 問題と解説を作る:編集部が生成AIを使って、根拠の資料から問題と解説を作った。補助教材の文章は写さず、自分の言葉で書いた(15字以上続けて一致する文章がないことを機械で確かめた)
- 別のAIで照合する:作ったAIとは別のAIで、すべての問題と解説を条文・資料と照らし合わせた
- 独立した見直し:受講する人の目で読む見直しと、本のデータと問題のデータの照合を、別の担当で行った。この段階で、4本つりで1本がたるんだときの考え方の誤りを見つけて直した
- 時点を示す:法令は2026年10月8日時点の内容(令和9年4月施行予定の改正は反映していない)
本の問題は練習用に作ったもので、実際の試験問題ではありません。合格の基準は受講する講習所の案内で確かめてください。
学科の勉強に使える教材と使い分け
| 教材 | 費用 | 向いている使い方 |
|---|---|---|
| 講習で配られるテキスト | 受講料に含まれることが多い | いちばんの基本。講師が「大事」と言ったところに印をつける |
| 厚生労働省の補助テキスト「玉掛け技能講習」(PDF) | 無料 | 外国人労働者向けだが日本語版がある。講習の前の予習や、クレーンの各部・合図の図の確認に |
| サイトの練習問題30問 | 無料 | 4科目の問題を少しずつ試す。選択肢を押すとその場で答えと解説が出る |
| 『学科試験 練習問題200』 | Kindle 500円・紙 1,650円 | 講習の前後に、200問と模擬試験2回で4科目をひととおり確かめる |
おすすめの使い方
- 講習の前:補助テキストかサイトの30問で、クレーンの各部や玉掛用具の名前に慣れておく
- 学科講習の当日:講習のテキストと講師の説明に集中する
- 試験の前:力学の章で、張力係数と質量の計算を何問か解いておく
- 間違えた問題:解説の根拠(条番号・資料の箇所)に戻って読み直す
計算は、式を一度自分で書いてみると解けるようになる、というのが編集部の考えです。
まとめ
- 編集部が、玉掛けの学科試験の問題集『練習問題200』を出版した(Kindle 500円・紙 1,650円)
- 4科目200問と模擬試験2回分。玉掛けの方法70問、力学60問と、時間の長い科目と計算の出る科目を多くした
- すべての解説に条番号や資料の箇所。計算は途中の式まで
- 問題は練習用で、実際の試験問題ではない
- 講習のテキストが基本。無料の補助テキストとサイトの30問で慣れ、本でまとめて確かめる
玉掛け技能講習の時間と料金は玉掛け技能講習の時間と費用で確かめられます。
よくある質問
- 玉掛けの学科試験の過去問はありますか?
- 公式の過去問は公開されていません。学科試験の問題は講習所ごとに作られます。この本の問題も、法令・告示と厚生労働省の資料をもとに作った練習用の問題で、実際の試験問題ではありません。
- この問題集とサイトの練習問題は同じですか?
- 別の問題です。サイトの練習問題(30問、無料)と、本の練習問題200問・模擬試験40問は、同じ作り方で作った別々の問題です。
- 計算問題が苦手でも使えますか?
- 力学の章(60問)は、質量の求め方、つり角度と張力係数、モード係数、安全荷重などの計算を、使う式と途中の計算まで解説しています。各章のはじめには、つり角度と張力係数などを図で整理した「この章の要点」があります。
- Kindle版と紙の本の違いは?
- 問題と解説は同じです。紙の本(A5判・174ページ)には、書き込めるチェック欄と、コピーして使える模擬試験の解答用紙が付いています。Kindle版はスマートフォンでも読め、Kindle Unlimited(読み放題)の対象です(2026年10月25日確認)。